3月中旬にラーケーションを利用して、岐阜県養老町にある養老温泉ゆせんの里キャンプ場でファミリーキャンプをしてきましたが、これまで我が家は基本暖かい季節にしかキャンプをしていませんでした。
家族も冬キャンには興味がなく、私も寒いのが苦手なので、収集癖のある私でもキャンプ用の冬装備は持っていません。
天気予報は晴れだけど、気温が0度になっています。
正直迷いましたが子ども達も楽しみにしていますし、季節は春!
山奥のキャンプ場ではなく、宿泊施設もある複合温泉施設の敷地内に併設されているキャンプ場なのできっと大丈夫・・と、決行した結果をご紹介いたします。

コールマン「タフスクリーン2ルームハウス」は3シーズンテント
我が家が使用しているコールマンの2ルームテント「タフスクリーン2ルームハウスMDX」。
公式オンラインショップを確認しましたが、3シーズンという表記はありません。
しかし、スカートはリビング側にしかありませんし、素材はポリエステルですので、冬キャンプに使われている方もいらっしゃいますが、特徴は春夏秋に使用する3シーズンテントです。
冬の使用を想定して作られている4シーズンテントは、スカートが全面にあり、素材はTC(ポリコットン)の物が多いそうです。
コンロ型石油ストーブ「サロンヒーター」
冬キャンプをしない我が家はお高い4シーズンテントを買う予定はなく、薪ストーブの煙突が出たテントに憧れはありますし、子どもも喜びそうだと言い訳しつつネットで物色しますが、やはり買えません(ノД`)・゜・。
そのため、予想気温0度に3シーズンテントで立ち向かわなければなりません(笑)
そこで、オール電化の我が家が災害対策用で購入したコロナの「石油こんろ(煮炊き用)〈サロンヒーター〉」をお守りで持っていくことにしました。
(我が家はエアコンと石油ファンヒーターを使っているので、停電になると暖房が使えません。)
一酸化炭素チェッカーを持っていませんし、テント内で燃焼系の暖房器具を使った事がありません。
サロンヒーターはアウトドア用ではなく、屋内用ですので屋外での使用は自己責任になると思います。
できれば使わないで済むと良いなぁと思っていましたが・・。
ほとんどの石油ストーブは屋外使用(テント内含む)が取扱説明書で禁止
テント内で石油ストーブを使われている方はたくさんいらっしゃいますが、一部を除くほとんどの石油ストーブの取扱説明書には、屋外使用禁止の項目があります。
メーカーに確認しましたが、JIS規格が関係しているそうです。
スノーピークやキャプテンスタッグ等のメーカーから屋外使用が可能な石油ストーブが発売されていますが、自社の指定テントでしか使えないとの使用制限があります。
石油ストーブ「A」とテント「B]の組み合わせで試験を行っているので、テント「C」では安全保障ができないため、使用禁止ということのようです。
そのため、あきらかにデザインだけ変更した同じ性能の石油ストーブでも、特定のテントと試験を行った品番は屋外使用OK、そうでない品番は屋外使用不可ということになるようです。
弁護士に確認しましたが、取扱説明書の使用方法を守らずに使用した場合でも、ただちに罰則はありません。
ただし、「使用方法違反での使用中に火災などの事故が生じた場合にはメーカーに責任追及することはできず、かつ、使用者に責任が発生します。」とのことです。
昔から多くのキャンパーさんがテント内で石油ストーブを使っていますので、取扱説明書の禁止事項になっていると知らなかった方が多いのではないでしょうか・・私は知りませんでした。
一酸化炭素中毒の事故も、換気をすれば大丈夫と思っていましたが、正しい方法、正しい状態で使用しないと一酸化炭素の発生量が増加しますので、通常時と同じ換気量では駄目かもしれません。
災害時など、やむを得ず使用する事もあるかもしれませんので、キャンプ時のテント内で使用されない方も、屋外使用時の注意事項は確認しておくと良いかもしれません。
※注意事項は下の方でご紹介しています。
タフスクリーン2ルームハウスMDXの前室で石油ストーブを使用
願いもむなしく、日が暮れる頃には石油ストーブをつけないと寒くて耐えられなくなるのが容易に想像できました。
事前のネットサーフィンで2ルームテントの前室で石油ストーブを使われている方が多くいらっしゃる事は確認済みで、一酸化炭素チェッカーのアラームが鳴った事もないとの記事も確認していました。
本来は室内で使用する石油ストーブですので、芝生を傷める心配が無いのはありがたいですね。


コンロ型石油ストーブ「サロンヒーター」の良い所
コンロ型石油ストーブ「サロンヒーター」の口コミを確認すると分かりますが、災害対策で買われる方も多くいらっしゃいます。
アウトドアでは、共通のメリットがたくさんあります。
安定感、安心感がある
サロンヒーターは円形で背が低いため、安定感があります。
灯油タンクが円形で、下に配置されているため、重心も低いです。
そして、私が小さい頃にも祖母の家にあった変わらないこの形・・懐かしさと安心感があります♪
価格が安い
トヨトミのレインボーストーブや、アラジンのブルーフレームヒーターなど、キャンプに似合うおしゃれなストーブがたくさんありますが、価格が2倍以上します。
冬キャンプを良くされる方や、普段家でも使用する方には良いと思いますが、
基本は防災用で、ほぼ物置にしまってある我が家にはサロンヒーターのコスパがありがたいです。
コロナ(Corona) 石油コンロ 【日本生産】煮炊き用 サロンヒーターKT-1623
電源(100V)不要で煮炊きができる石油こんろ
本体サイズ:直径49×高さ32cm
本体重量:8.3kg
タンク容量:4.9L
燃焼継続時間:32時間
燃焼消費量:0.155L/h
安全装置:耐震自動消火装置
定番商品ですので、口コミが多数掲載されています。
石油コンロは防災用で買われる方が多いですね。

料理に使える煮炊き用
コロナ公式HPの商品ページにも「煮炊きが出来て停電時や災害時のも便利」と書かれています。
商品名にも煮炊き用と書かれています(笑)
商品名:石油こんろ(煮炊き用)〈サロンヒーター〉
今回はお守りで持って行ったので、夕飯は2バーナーで調理しましたが、晩酌のホットワインとコーヒー(パーコレーター使用)はサロンヒーターを使用しました。
火力が強く、割と直ぐに沸騰するので煮込み料理をする場合は、オプションのクッキングガードG-1があると便利だと思います。
なお、キャプテンスタッグから発売されていた(現在生産終了)、サロンヒーターと同じ形の「キャプテンスタッグ×コロナ 石油こんろ KT-16CS」のページでは、テント内で使用する場合は、火災防止のためにクッキングガードの装着が推奨されています。
CORONA(コロナ) クッキングガード【日本生産】(石油こんろ) 専用オプション G-1
サロンヒーター専用 クッキングガード
本体サイズ:幅27×奥行27×高さ11.5cm
本体重量:490g

コロナサロンヒーターの耐荷重
公式HPの製品情報等確認しましたが、耐荷重が見つけられなかったため、メーカーに確認しました。
コロナサロンヒーターの耐荷重は、20㎏です。
クッキングガード(G-1)の耐荷重も同じ20kgです。
調理器具と調理する中身を含めた重さが20㎏以内であれば大丈夫です。
ダッチオーブンも使用可能|サイズに注意
コロナサロンヒーターではダッチオーブンも使用できますが、直径が24㎝以下である必要があります。
私が使っているキャプテンスタッグのダッチオーブンは25㎝です(ノД`)・゜・。
10インチのコールマンのダッチオーブンのサイズは、
●本体サイズ:約φ23.5×11(h)cm(底の厚さ4.0mm)
●重量:約5.7kg
です。
我が家にコールマンのダッチオーブンをお迎えしなさいというお告げなのか・・(笑)
少し残念な所
ベンチレーター全開では能力不足
一酸化炭素チェッカーがないため、安全のためベンチレーターを2か所全開で使用しました。
前室側にしかスカートがなく、ベンチレーター全開ですので、暖まった空気はどんどんベンチレーターからでて行ってしまうようで、テント内でも吐く息が白くなっていました。
外からテントの中に入ると暖まっているのは分かりますし、起きている間は大丈夫でしたが、いざ寝袋に入ると私は寒くて眠れません・・。
(子ども達は爆睡で、寝袋を蹴ってはごうとすらしていました(笑)。)
寒がりの私だけ分厚い寝袋を使っているのですが、それでも寒いので予備の寝袋を出して二重にしました。
それでも寒いので、ヒーターベストを着てやっと眠れました。
※低温やけど注意です。

出力の比較
テント内は狭いので、出力を気にしていませんでしたが、外気温約0度で、3シーズン用の2ルームテントの前室で、ベンチレーター全開で使用した結果、もう少し出力が高い方が良いように思いました。
コロナのSL-51タイプは
暖房出力:5.14kW
暖房のめやす(木造):13畳(21.5m2)までとなっています。
そして、コロナのサロンヒーターは
燃焼出力:1.59kW
となっています。
※メーカーに確認しましたが、サロンヒーターは煮炊きをメインとして使用する商品で、部屋全体を暖める暖房機とは異なるため、適室畳数の設定がないそうです。
試していないので、ベンチレーター全開では出力をあげても駄目かもしれません。
一酸化炭素チェッカーを使用して、ベンチレーターを片方閉めたりした方が良いかもしれません。
が、そもそも就寝中に石油ストーブのつけっぱなしはNGです(^-^;
ポータブル電源を使用して、電気毛布やホットカーペットを使うのがおそらく正解ですね。
暖房器具が使えるポータブル電源高くて買えません(ノД`)・゜・。
テント内でストーブを使う際の注意点
株式会社コロナの公式HPでテント内でストーブを使う際の注意点が紹介されています。
安心してキャンプでお使いになる際に
上記ページで取扱注意書(PDF)もダウンロードできます。
株式会社トヨトミの公式HPでも紹介されていました。
安心してキャンプを楽しむために
上記ページの「テント内でご使用の場合の取扱注意書(PDF)」はさらに細かく書かれています。
要点をまとめると、
- テントや可燃物と石油ストーブの距離(四方と上面)は100㎝以上あける。
こんろは上方150㎝以上あける。 - ベンチレーターがないテントでは使わない。
- インナーテント内では使わない。
- 雪が積もる場合は、通気口が雪で覆われないようにする。
- フロアシートの上で使わない。
- ガス缶やガソリンの近くで使わない。
- 水平な安定した場所で使用する。
- 雪の上では使用しない。
- 通気口や出入口付近など、風のあたる場所に置かない。
- 標高1,000m以上の場所で使わない。
- 複数の燃焼機器(ストーブやランタン等)を併用しない。
- 寝る時やテントを離れる時は消火する。
- 雨が降った場合は通気性が落ちるので、晴天時より換気をこまめにする。
- テント内で給油禁止。
- マッチでの点火禁止。
- 衣類等を干さない。
という事が書かれています。
フロアシートは意識していませんでしたが、万が一火事になった場合に、フロアシートに燃え広がって避難できなくなると書かれていました。
また、雨の日の通気性低下も意識されている方は少ないのではないかなと思います。
そして、屋外対応の石油ストーブには付いている水平器。
倒れなければ良いと思っている方は不正解、一酸化炭素増加の原因になるそうです。
当たり前の事ばかり書かれていると思っていても、意識できていない事があるかもしれませんので、一度読んでみると良いかと思います。
子ども達に、石油ストーブは標高1,000m以上の場所で使ってはいけないけど、どうしてかわかるかな?
とクイズにしても良いですね。
酸素が薄いからは、80点(笑)
酸素が薄いとどうして駄目なの?
不完全燃焼が起こるとどうして駄目なの?
ここの標高は?
かっこいいパパになるためにもしっかり予習しておきましょう(笑)
まとめ
人気のあるキャンプ場は数か月前から予約しないと利用できないところもありますので、当日の予想気温を見てから予約は難しいと思います。
3月のキャンプは、地域や標高、天気によって違いますが、冬用の装備があった方が安心です。
今回我が家が3月に利用した養老温泉ゆせんの里キャンプ場は、標高約9mで、天気は晴れ、風はほぼありませんでしたが、石油ストーブなしでは相当つらかっただろうと思います。
なお、石油ストーブのテント内での使用は、一部の商品を除いて禁止されています。
テント内で使用される方は、屋外使用可能な石油ストーブと指定のテントを選ぶと安心です。サロンヒーターには水平器はありませんが、キャプテンスタッグから発売されていた同じ形の物には、水平器が標準でついていました。
屋外対応の石油ストーブでも、就寝時は消火しなければいけません。
寝ている間はポータブルバッテリー対応の一酸化炭素を発生させない暖房機器や湯たんぽを使用しましょう(低温やけどには注意です。)。
我が家は冬キャンはしない予定ですが、寒い季節の温泉は格別です・・湯たんぽ、低温対応の寝袋を追加購入しました(笑)
温泉好きな方必見の養老温泉ゆせんの里キャンプ場の記事を書きましたので、ぜひご覧ください。


