川遊び前に読んで欲しい事
我が家の子ども達は川遊びが大好きです。水切りをしたり、大きな石で囲って温泉を作ったり。
なので、キャンプ場を選ぶ時、川遊びができる事が絶対条件です。
私は小学生から中学生の頃、夏休み、冬休みは祖母の家に長期間泊りに行ってましたが、山に囲まれたコンビニ1つない田舎で、目の前は川、少し歩くと海という環境でした。
川遊びには慣れていて、水切りは余裕で10回以上できます(笑)
そんな私が小さい頃から耳にタコができるくらい言われていたのが、「川は急に増水するから危ない」でした。
当日の様子
2022年8月6日土曜日、滋賀県の黄和田キャンプ場に初めていきました。
天気予報は1週間くらい前から見ていましたが、雨になったり曇りになったり。
延期しようかと思いましたが、前日になってまさかの晴れマーク。
黄和田キャンプ場は予約不要(できない)キャンプ場なので、行けると判断。
急遽食材を買いに走り、荷物を積みました。
到着した時は薄曇り、これから晴れ間が見えてくると思いながらテントの設営を始めると、雨が降ってきました。
この日選んだのは15年前に買った「コールマンのB.C.キャノピードーム270プラス 」。
とりあえずテントを立てて、荷物も中に入れた頃、雨が強まってきて家族全員テントの中へ。
フリーサイトで林間サイトは大きなテントは設営しづらいということで、このテントにしましたが、まさかの雨漏りが・・。
さほど強い雨ではないので、劣化による雨漏りです。
このままではインナーまで濡れるかもということで、夫婦二人でドームテントの上にロゴスのティピーセットについていたタープをはりました。
雨の予報ではなかったので、雨具もなく、夫婦そろって雨に打たれながらの設営でしたが、下着までぐしょぐしょになる程ではなかったです。
夕立的な降り方ではないため、天気が変わって降り続くのかなぁと不安になりましたが、
「子ども達に雨漏りしたけど、テントの上にタープを張ったからもう大丈夫だよ」と伝えて、しばらくすると晴れてきました。
山のキャンプ場は雨が降りやすいよね~と、夫婦で話していましたが、いつもと変わらない程度でした。
午前中は晴れて川遊びを満喫
子ども達は早く川で遊びたい!と何度も急かしてきますが、子ども達だけで川遊びは駄目と繰り返し伝えながら、手伝って欲しいスクリーンタープの設営まで終わる頃には晴れて青空が広がっていました。
細かな部分は夫婦で交代しながらやることにして、子ども達と川遊びへ。
全員ライフジャケットをしっかり装着。流れが速い所、深くなっている所を子ども達と確認。
1人ずつ手をつないで、流れの早いところへ行って、足をとられること、流されたら助けられないことを体験させてから、遊んで良い場所を決めて、遊び開始です。
黄和田キャンプ場の林間サイト前は、流れが速くなっている岩場のところが上流側と下流側にあり、その間に浅く、流れが緩やかになる所が広がっているので、浮き輪の中に入って上流側へ歩いていき、流れに逆らえなくなったところから浮き輪に乗って流されて、下流側の流れが速くなる所の前で足をつくという遊びを永遠にループしてました。
天気は快晴、水も透き通っていてとてもキレイ。川遊びには最高のキャンプ場だと感じていました。
妻と変わり、キッチン回りの設営とお昼ご飯の準備をして、しばらくするとお腹空いた~と子ども達が帰ってきました。
危ないと知っていても間に合わない
お昼ご飯を食べながら、子ども達に川遊びの話を聞いていると、長男が「川の水が少し濁って、水が増えた気がする」と言いました。
今となってみればこれが前兆でしたが、辺りは晴れ渡っていてまさかあんな事になるとは想像できませんでした。
「上流の方が曇っているから雨が降ったのかなぁ、川の水は急に増えるから危ないと思ったら川遊びはやめるからね。」
と、子どもには伝えましたが、正直実感はなく、自分が言われてきた事をそのまま伝えただけでした。
お昼ご飯を食べている途中で、先に食べ終えた子ども達が川遊びに行っていい?と聞いてきますが、「子ども達だけでは駄目、あと少し待ってて」と伝えました。
子ども達の限界は直ぐにおとずれ、私がとりあえず一緒に行く事になり、
「食べた後直ぐに泳ぐのは駄目だから、河原の石で遊ぼう」と言うと、ちょっと足をつけるのは駄目?と聞くので、ひざ下までね。と約束しました。
他の子達が川の中で遊んでいますので、石遊びは早々に終わり、川の中へ。
ひざ下の約束を守って水切りで遊んでいると、異変が・・。
川の水位がぐんぐんあがってきます。
子ども達を呼び寄せ、手を繋いだ頃には水が一気に濁っていて、ひざ下なのに底が見えません。
周りの方も急いで川からあがりますが、中州にいた方は間に合いません。
本当に一瞬で清流から濁流へと変貌しました。
たまたま食後で浅瀬にいたから助かりましたが、中州に近いところを泳いでいたら子ども達を連れて岸までたどり着けなかったと思いますし、子ども達と離れていたら、間違いなく子ども達は濁流に流されていたと思います。
ライフジャケットを着せていますが、岩場のある川であの濁流に流されたら助からないと思います。
間に合わない事を知って危険を予測する
山は天気が変わりやすく、上流で局地的に大雨になることもあります。
- 川幅や深さ等の条件にもよりますが、あっという間に濁流になり、気づいた時には岸までたどり着けない、流される可能性があることを知る。
- その場が晴れていても、鉄砲水の可能性があることを知る。
- 天気予報をこまめに確認して、上流の雨雲の様子を確認する。
- 水の濁り、水量の変化に注意する。
実際に体験してみないと分かりにくいのですが、徐々に水位も上がりますが、水位が上がってきて流れが速くなるのではなく、一気に濁流が押し寄せます。
YOUTUBEで鉄砲水を検索すると動画もありますので、ぜひ親子で見てください。
救助中の写真です。
この濁流になるほんの少し前まで幼稚園に入る前くらいの子でも楽しく遊べる川でした。
水位が減ってますが、一時はもっと水位が高く、大きな岩の上に子どもが乗って、お父さんは腰くらいまで川の中でした。
次の日に川の中を見ると、前日には無かった鉄骨のような塊が沈んでいたので、流されてきたのだと思います。
直撃しなくて良かったと思います。

YOUTUBEにアップされている動画です。
この川は直線で見渡しが良いのですが、曲線になっていると上流の方が見えにくいため、気づくのが遅れます。
子ども達は遊びに夢中になりますので、濁ったり水が増えたら川から上がるよう伝えても、冷静に判断できない事もあると思います。
必ず目を離さないようにしましょう。
まとめ
百聞は一見に如かずと言いますが、まさに言葉だけでは想像できない早さで濁流に変貌します。
妻はもしも子ども達だけで川遊びをさせていたら流されてたよね・・・と青ざめてました。
午前中は中州でも遊んでいたので、タイミング次第で私たちが濁流の中、中州に取り残されていたかもしれません。
今は動画配信でどんな感じか見ることができますので、川遊びをする前に子ども達にも見せてあげてください。
危険を知った上で、安全に楽しく遊びましょう。

