子どもが小学校で集団いじめを受けていた件で、学校に相談して初めて分かった事がありましたので、ご紹介いたします。
担任の先生に相談しても解決しなかった
我が家の場合、1学期の早々から、クラスの友達から悪口を言われたり、叩かれたりすると家庭で子どもから話がありました。
痣になるようなひどい暴力ではありませんし、特定の子の名前がでていましたので、担任の先生に相談するように言いました。
先生に言っても近寄るなと言われるだけ
子ども同士でのけんかや悪ふざけ、冗談の言い合い等々は良くあることで、できれば子ども同士で解決して欲しい、そういう力を養って欲しいと考えていらっしゃる方が多いのではないでしょうか?
1学期の個人懇談会で、担任の先生がトラブルを把握していること、息子が相談している事は確認済みでしたので、大丈夫だろうと思っていました。
しかし、2学期になっても解決するどころか、ひどくなっているようでした。
息子に先生に相談しているか確認すると、
「先生に相談しても近寄るなと言われるだけ。向こうから近づいてくるから無理。」
との事。
周りのみんなは助けてくれないの?と確認すると、
「やれやれ!と応援したりする。」
との事。
ここで、私が個人懇談会に行く決心をしました。
担任の先生だけでは不十分
担任の先生への不信感も強くなり、家庭へのアンケートでも子どもからいじめを受けていると聞いていますと回答していましたが、一向に改善しません。
先生は助けてくれないの?と確認すると、
「放課中に先生がいない時にやられる。」
との事。
子ども達も賢いので、先生がいる前で堂々とはやりませんね。
担任の先生もたくさん仕事を抱えていらっしゃると思いますし、放課中ずっと教室にいる事ができないのは分かります。
ただ、いじめが確認されているのであれば、交代して様子を見まわることはできるはずです。
いじめ防止対策推進法
いじめ対策組織
上記のように、担任の先生1人では解決できない場合も多々あるように思います。
今回の件で初めて知りましたが、いじめ防止対策推進法によって、各学校には、いじめの防止等の対策のための組織が置かれています。
担任の先生が報告をあげないのは違反
学校における「いじめに対する措置」(いじめ防止対策推進法第23条)で、
教職員は、児童生徒からの相談を受け、いじめの事実があると疑われるときは、校内の「いじめ対策組織」への通報等の適切な措置をとる。
と定められています。
教職員の抱え込み
上記のように、いじめの事実が疑われる時は、いじめ対策組織へ通報する事になっていますが、今回の我が家の場合は、集団いじめまで発展していても、他の先生は把握していないようでした。
不幸にも自殺にまで追い込まれてしまった事件の多くで、同じように担任の先生だけで抱え込んでしまっていたという報告があがっています。
いじめ相談窓口へ相談
組織で対応してもらうために
いじめへの対応は、組織で行う事になっていますが、実際には担任の先生が1人で抱え込んでしまう事が多々あるようです。
教職員の抱え込みは、とても熱心で、一見するととても良い先生でも起こり得ます。
自分のクラスでいじめがあることを隠蔽したい人ももちろんですが、自分が解決するんだという正義感や、他の先生へ迷惑をかけないようにしようとする気遣いから抱え込んでしまう先生もいらっしゃるようです。
そのため、担任の先生に相談しても解決しない場合や、緊急を要するような事態の時は、各学校に設置されているいじめ相談窓口や、教頭先生に相談しましょう。
まとめ
モンスターペアレントという言葉もあり、過保護過ぎも良くない。
そう思うと中々行動にでられない時もありますが、いじめは学校の教職員や教育委員会などが組織的に解決することが決められているくらい難しい問題です。
子どもだけで解決できない事も多々ありますし、集団いじめになるとなおさら子どもだけでは歯止めがききません。
被害者はもちろん、加害者になってしまった子ども達にもきちんと教育をしなければいけませんので、担任の先生としっかり相談し、それでも解決できない場合は、早急にいじめ相談窓口や、教頭先生に相談しましょう。

